2015/03/30

Post

        

「由香里(ゆかり) 37歳」(ローター責め)

category - 官能小説
                 
ピンポーンと呼び鈴の音がして、
由香里 がインターフォンを取り上げると、
恋人の正憲(まさのり)が突然やってきた。
由香里 はあわててガウンを羽織ったが、
部屋にはきつい油絵の具の匂いが充満していた。
ちょっと待っててね。この部屋、匂うでしょ?」
今、換気するから、と言って由香里 は窓を開けた。
「あら、雪?」
外はいつしか粉雪がちらついていた。
  「ここへ来るまでに冷えちゃった。あたためて。
電車も多分止まっちゃうだろうから、今夜、泊まってもいいかな?」
「本当、冷たい手」
由香里 は、正憲の手をとってそっとガウンの胸元へ誘い込んだ。
「あったかいね。由香里のおっぱい。柔らかくて、最高の暖房だ」
正憲が由香里 の耳元で囁く。
「絵、描いてたんだ?それにしても、部屋ずいぶん暑くないかい?
テレピン油の匂いがきついし良くないよ」
「……だって……」
「何を描いてたんだい?」
慌てたように隠したキャンバスの布を取ろうとする恋人に、
諦めたように由香里は笑いかけた。
「……これよ」
描いてたのは由香里 自身のヌードなのだった。
「多分、私、今が一番きれいなときなのよ。だからおばさんになる前の
一番きれいな自分を描いておきたくて……」
恋も仕事も充実しているこの今、38歳の誕生日を前に、
由香里 は自分自身を記念に描こうと考えたのだった。
「由香里はたとえ、50歳になってもおばさんになんてならないよ。
可愛くて、きれいマダムだ。この絵もとてもステキじゃないか」
言いながら悪戯な手がガウンの紐を解きにかかった。
「ヌードを描いてたから、ガウンの下は裸なんだね。
だから、暖房きつくしていたんだ。いいタイミングだ。すぐに愛し合える」
正憲は、由香里 に何も言わせないうちに
恋人の足元をさらい抱き上げて、寝室へ続くドアを開けた。
「由香里、ローターは好きだよね?可愛がってあげるから、脚を開きなさい」
有無を言わせぬ命令口調だが、Mの資質を持つ由香里 は逆らえなかった。
「痛いのは嫌よ?」
「でも恥ずかしいのは好きだろう?」
――だって……。
――あなたの視線だけで、感じるんですもの……。
――恥ずかしいの……好きだわ……好きなんだもの。
  下肢に降りた恋人の悪戯な指が、由香里 の花びらをめくりあげ、ローターで中を探っていた。
 「意地悪なんだから、もう」
由香里 は脚をぎゅっと閉じるが、すかさず正憲の膝で両脚を、前よりももっと
大きく割り開かれてしまった。
ローターが慶治の手からこぼれたが、正憲は由香里 をきつく抱きしめて、耳元で囁く。
「由香里の絵、完成したらどうするんだ?
何かのコンクールに出すのか、それとも…」
「嫌だわ。ヌードよ。秘蔵品として隠しておくのよ」
「もったいない」
「ね、今度、ここ、描かせてよ。俺だって少しは絵心があるし、由香里 の大事な花、描いてみたいな」
「……」
「写メで撮るものいいな。待ち受けにしたいよ」
正憲はローターを拾い、スイッチを入れて、由香里 の女芯を探りながら言った。
「写真は絶対嫌よ」
「なら、絵ならいいんだ?」
「見るのがあなた限定ならね」
「もちろん、限定だよ。さぁ、もっと奥までよく見せて。
ほら、だんだん赤く充血してきた。クリトリスがぷっくり膨れて、ヘアに蜜が絡んできてるよ」
「あ、ああん……」
耳元に自分でも見たことのない、女の最奥の様子を赤裸々な言葉で囁かれて、
由香里 の身体は羞恥と快感に疼いた。
「そうだ、ローターに被せるアイテムも試してみようか?」
言いながら、正憲はローターにキャップを取り付けた。
ローターだけでも、感じてしまうのに、
この上、ラブグッズに新しいアイテムが加われば――。
「あ、ああぁ!いやよ、これ、なんなの?まさか、触手もの?」
由香里 は肩で息をして、ベッドにのけぞった。
「いいだろう?由香里 は見られるだけで
感じちゃうほど敏感だもんな。そこにこんなもの使われたら――」
「あ、あん、ああ……」
「もっと奥まで?それともローターでなく、僕の指のほうがいい?
クリちゃんを舐めてあげようか?僕の触手は指と舌だけどね」
感じやすい耳元に息を吹きかけられると、
由香里 は早くも一度目の絶頂が近いことに慌てて身をよじったが、
それは恋人の次の行為をあおる以外の何物でもなかった。
そして由香里の秘部に唇を寄せた。



                         
                                  

コメント

非公開コメント